■ 頭を打ったお子様の注意点 | 更新日: 2009/7/1(水) |
頭を打った後、一時は何ともなくても、合併症による症状がしばらくしてから出てくることがまれにあります。合併症として、特に頭蓋骨の内側に出血が起こった場合、生命に危険を及ぼすことが多く注意が必要です。この場合早く気づいて適切な処置が受けられるように、72時間(3日間)はお子様の様子をよく観察しましょう。 頭を打った後最初の夜には、念のため夜中に必ず声をかけて起こして見て下さい。
下記の症状が現れた時は、すぐに診察を受けましょう。
⑴ぼんやりしたり、意識状態がおかしい。顔色が悪い。 ぐったりして元気がなくなる。 呼びかけても目を覚まさない、一旦起きてもすぐに眠り込む。 つねっても反応が鈍い。 ⑵話が通じない。話の内容がおかしい。 ⑶異常に暴れたり、ひどく汗をかく。 ⑷いつまでもぐずる。 ⑸けいれん(ひきつけ)を起こす。 ⑹頭痛がひどい。 ⑺吐き気がだんだん強くなる。繰り返し吐く。 ⑻鼻血が止まらない、耳から出血している。 ⑼手足が動かない、動かしにくい、力が入りにくい、しびれる。 手足の動きに左右差がある。手に持った物を落としてしまう。 しゃべりにくい。 ⑽フラフラしてまっすぐに歩けない。 ⑾目の動きがおかしい。 ⑿「物が見えにくい」と子どもが言うとき。
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