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■ 温泉や公共浴場には何歳から入浴ができるか?
2009/7/1(水)
 子どもが公共の場であるお風呂屋さんや温泉などの外湯を利用するときには、下記のような点に配慮が必要となります。

⑴温泉旅館のお湯は、大抵42〜43℃と熱いので、子ども
 の入浴には適しません。
⑵温泉には重曹泉、硫黄泉、明ばん泉などがありますが、
 皮膚の角質層の柔らかい子どもには無用と思われます。
⑶3歳までの子どもは、温泉水を飲んでしまうことがあ
 り、寒気、食欲不振、頭痛、下痢などの症状を起こすこ
 とがあります。
⑷入浴中におしっこやうんちをすることがあるので、おむ
 つがはずれる3歳頃までは入れづらいものです。
⑸子どもは風呂場の中で、走り回ったり騒いだりすること
 があるので、温泉を楽しみにしてきた人に迷惑をかける
 ことがあります。
⑹温泉には段差があり、転ぶ危険性があります。転倒事
 故を防ぐためにも、大人と同じ動作で階段の上り下り
 ができるようになる3歳頃までは避けたいものです。
⑺外湯には浴槽の深いものがあり、溺れる危険がありま
 す。浴槽での溺死事故は、2〜3歳頃の子どもに起こり
 やすいのです。
⑻乳幼児の動きは予測がつきません。転んで怪我をするこ
 ともあるので、バランス感覚が出来上がった頃がいいよ
 うに思います。
 ※一人歩きは1歳、転ばずに走るのは2歳、けんけん飛
 び3歳6カ月、片足で10秒間立っていられるのは4歳7
 カ月、スキップは5〜5歳6カ月で、この頃やっとバラ
 ンス感覚が出来上がります。

 以上から考えると、子どもの外湯は3歳頃までは好ましくないようです。
 3歳以前に利用する場合は、上記のことにご注意ください。
 もちろん3歳以後も注意が必要です。


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