●坂ノ市こどもクリニック●
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■ 乳幼児の体の拭き方(冬)
2009/7/1(水)
乳幼児の皮膚には毛細血管がたくさんあり、皮膚の新陳代謝は大人の約2倍にもなります。このため、乳幼児の皮膚は汚れやすいので、毎日お風呂に入って汚れを取り、皮膚を清潔にしておかなければなりません。しかし、病気でお風呂に入れないときは、お風呂の代わりに体を拭いてあげましょう。
皮膚を拭くときは、浴用タオル(又は洗い布)で拭くのが原則ですが、湯冷めしないようにすみやかに行います。
拭き方例
@用意するもの
バスタオル、浴用タオル又は洗い布(ガーゼ)、石鹸、
お湯と洗面器、お湯がこぼれてもいいようにシート又は
新聞紙
A暖かい部屋で乳幼児の服を手早く脱がせ、裸にした乳
幼児をすぐにバスタオルでくるみます。
B顔から拭いていきます。
洗面器に入ったお湯にひたした浴用タオル(又は洗い
布)をよくしぼり、拭いていきます。
C手と足を拭きます。
手のひらや足の裏は汚れていることが多いので、丁寧に
拭きます。
Dおなかや背中を拭きます。
拭いたところはすぐにバスタオルでくるんで寒さから守
ります。
Eおむつをはずして、おしりをきれいに拭きます。
特にうんちの後は、ぬるま湯でよく拭いておきます。
F盲点となりやすい部分は、背中と脇の下、顎の下、耳の
後ろ、そして頭です。
この部分は最後にきれいかどうか、もう一度確認してお
きます。
G拭き終わった後は、体が冷えてくるので、すぐにパジャ
マなどを着せます。
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